円形脱毛症の原因!

髪を気にする男性

従来、円形脱毛症の原因は高齢であると言われていましたが、若者でも頭部の一部が薄毛になることがあり、年齢以外にも原因が存在すると考えられています。
はっきりとした原因はまだ解明されていませんが、最近では髪の毛の毛根組織に対して免疫機能の異常が発生する自己免疫疾患が原因であるという説が有力です。
また、この免疫疾患は食生活やストレス、遺伝などの素因が関わっていることもわかってきました。

自己免疫疾患とは、外部からの侵入物を攻撃することでからだを守る免疫機能に異常が生じ、自分のからだの一部を異物とみなして攻撃する病気です。
円形脱毛症では、Tリンパ球が毛根を異物と間違えて攻撃することで発症します。
そしてこの激しい攻撃で毛根がダメージを受け、頭の一部に抜け毛が生じ、進行して脱毛がおこると考えられています。

免疫が異常を起こす原因にはざまざまな要因が関与していると言われています。
その中の一つにアトピー素因があります。
これはアトピー体質を持っていて普段、アトピー性皮膚炎や気管支炎、アレルギー性鼻炎を発症する人のことです。
円形脱毛症を起こしている人の40%以上にこのアトピー素因があると言われています。

その他にも、精神的ストレスも要因の一つと考えられています。
このメカニズムには、ストレスを受けると交感神経が活発に体の中で動きだし、ストレスを受ける期間が長かったり強い場合は、交感神経に異常が起こります。
その結果、血流の異常などで毛根の栄養状態が悪くなり、免疫の異常を受けやすくなります。

この他に遺伝的要素も関係していると言われています。
円形脱毛症の患者の中には、家族が同じ病気を持っているケースが多く、特に親等が近いほど発症する確率が高いことも調査で判明しています。
このように円形脱毛症は免疫異常が大きく関係していて、最近の治療では、この免疫機能を正常にする局所免疫療法やステロイド局所注射が効果的と言われています。

円形脱毛症の治療法は確率されていない?

円形脱毛症は根本を治療することが可能な治療法は未だ確立されていません。
しかし、これまで様々な治療法が試みられ、推奨される治療法はいくつか存在しています。

円形脱毛症の原因は、多種多様な説が考えられてきましたが、近年では自己免疫疾患を原因とする説が最も有力です。
その免疫機能の異常を発生させる要因として、肉体の疲労や精神的なストレス、遺伝的要素や食生活をはじめとする生活環境の乱れがあげられます。
ストレスや疲労などは、症状の進行を促すこともあるので注意が必要です。
薄毛や抜け毛は加齢に伴うイメージがありますが、円形脱毛症は年齢を問わず若者でも発症する可能性があります。

治療法の一つステロイド局所注射は、免疫機能や炎症を抑制するために、ステロイドを注射で注入する方法です。
他の治療法を用いても、症状の改善が見られない患者に対して使われることがあります。
高い発毛効果が期待できる反面、ステロイド特有の副作用が生じるリスクがあるのが特徴です。
注射時には強い痛みがあり、副作用として注射した部分が陥没するケースもあることから、慎重に治療を行う必要があります。

局所免疫療法は、人工的にかぶれを起こして発毛を促すことができます。
使用する薬液は最初に高濃度なものを塗布し、2週間後に低濃度なもの、その後は適度な濃度まで徐々に調節しながら治療を行う方法です。
比較的広範囲に脱毛の症状が現れている患者に対して有効です。

局所免疫療法は、実に約9割近くで発毛効果が確認されていると言われていますが、かぶれや蕁麻疹、リンパ節腫脹などの副作用を生じることがあります。
治療期間は半年から1年以上かかるため、じっくりと取り組む必要がある治療法です。